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『日蓮大聖人御書全集 新版』全文検索

下種の摂折二門の本迹
   日蓮は折伏を本とし、摂受を迹と定む。「法華の折伏は権門の理を破す」とは、これなり。
下種の二妙実行の本迹
   日蓮は脱の二妙を迹となし、種の二妙を本と定む。しかして、相待は迹、絶待は本なり云々。
下種の十妙実体の本迹
   日蓮は本因妙を本となし、余を迹となすなり。これ真実の本因本果の法門なり。
下種の六重の具騰の本迹
   日蓮は脱の六重を迹となし、種の六重を本とするなり云々。
下種の六即実勝の本迹
   日蓮は脱の六即を迹となし、種の三世一即の六即、案位の理即は開会の妙覚、開会の理即は本覚の極果を本とするなり。
下種の十二因縁の本迹
   日蓮は応仏所説の十二因縁を迹となし、久遠報仏所説の十二因縁を本と定むるなり。
下種の十不二門の本迹
   日蓮が十不二門は、事の上の極々の事理一体用の不二門なり。
下種の十界互具の本迹
   唱え奉る妙法仏界は本、唱うる我ら九界は迹なり。妙覚より理即の凡夫までなり。実の十界