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『日蓮大聖人御書全集 新版』全文検索

たがえさせ給うならば、今生には身をほろぼし、後生には悪道に堕ち給うべし。返す返す法華経うらみさせ給うことなかれ。恐々謹言。
  五月二十六日    花押
 大夫志殿
 兵衛志殿

(188)

大夫志殿御返事(生和布供養の事)

 弘安4年(ʼ81)12月11日 60歳 池上宗仲

 聖人一つつ・味文字一おけ・生和布一こ。
 聖人と味文字はさておき候いぬ。生和布は始めてにて候。はたまた病の由、聞かせ給いて、不日にこの物して御使いをもって脚力につかわされて候こと、心ざし大海よりふかく、善根は大地よりも厚し。こうじん、こうじん。恐々謹言。
  十二月十一日    日蓮 花押
 大夫志殿御返事