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乗明上人御返事(福過十号の事)
弘安2年(ʼ79)7月27日 58歳 大田乗明
乗明上人、一石を山中に送る。福過十号の功徳を得ん。恐々謹言。
七月二十七日 日蓮 花押
御返事
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慈覚大師事
弘安3年(ʼ80)1月27日 59歳 大田乗明
鵝眼三貫、絹の袈裟一帖、給び了わんぬ。
法門のことは、秋元太郎兵衛尉殿の御返事に少々注して候。御覧あるべく候。
なによりも、受け難き人身、値い難き仏法に値って候に、五尺の身に一尺の面あり、その面の中
題号 | 執筆年月日 | 聖寿 | 対告衆 |
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(157)乗明上人御返事(福過十号の事) | 弘安2年(’79)7月27日 | 58歳 | 大田乗明 |
(158)慈覚大師事 | 弘安3年(’80)1月27日 | 59歳 | 大田乗明 |