SOKAnetトップ

『日蓮大聖人御書全集 新版』全文検索

第十七 「是真仏子(これ真の仏子)」の事
  御義口伝に云わく、法華経の行者は真に釈迦法王の御子なり。しかるあいだ、王位を継ぐべきなり。「悉是吾子(ことごとくこれ吾が子なり)」の「子」と、「是真仏子」の「子」と、能く能く心得合わすべきなり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、釈迦法王の御子なり。
第十八 「是諸天人 世間之眼(これ諸の天・人の世間の眼なり)」の事
  御義口伝に云わく、「世間」とは、日本国なり。「眼」とは、仏知見なり。法華経は諸天世間の眼目なり。眼とは南無妙法蓮華経なり。「是諸天人 世間之眼」。また云わく「是諸仏眼目(これ諸仏の眼目なり)」云々。この眼をくじる者は、禅・念仏・真言宗等なり。眼とは目聞きなり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは、諸天世間の眼にあらずや云々。
第十九 「能須臾説(能く須臾も説く)」の事
  御義口伝に云わく、「能」の一字、これを思うべし。「説」とは、南無妙法蓮華経なり。今、日蓮等の類いは、「能須臾説」の行者なり云々。
第二十 「此経難持(この経は持ち難し)」の事
  御義口伝に云わく、この経文にて三学を俱に伝うるなり。「虚空不動戒・虚空不動定・虚空不動慧の三学を俱に伝うるを、名づけて妙法と曰う」と。「戒」とは色法なり、「定」とは心法なり、「慧」とは、色心二法の振る舞いなり。「俱(俱に)」の字は、南無妙法蓮華経の一念三千なり。「伝(伝う)」とは、末法万年を指すなり。今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉り、権教は無得道、