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『日蓮大聖人御書全集 新版』全文検索

(087)

浄土九品の事

  難行・易行、聖道・浄土、雑行・正行
  諸行・念仏
  法然房の料簡は、諸行と念仏との相対なり
  二義あり。一には勝劣、一には難易
    廃立
  「一に、諸行を廃して念仏に帰せしめんがために、しかも諸行を説くなり」
    助正
  「二に、念仏を助成せんがために、しかも諸行を説くなり」
    傍正
  「三に、念仏・諸行の二門に約して各三品を立てんがために、しかも諸行を説くなり」
  「もし善導に依らば、初めをもって正となすのみ」