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「至誠心・深心・回向発願心なり」
「大乗を読誦す」 「三種の心を発して即便ち往生す」
上品上生
「また三種の衆生有り。当に往生を得べし」
「一には慈心にして殺さず。諸の戒行を具す」
「二には大乗方等経典を読誦す」
法然房の料簡に云わく
「華厳経・方等経・般若経・法華経・涅槃経・大日経・深密経・楞厳経等の一切の大乗経は、『大乗を読誦す』の一句に摂め尽くす」
上三品 「三には六念を修行す」 六念 仏・法・僧・戒・施・天
上輩
大乗の凡夫 「第一義を解す」
大に値う 上品中生 「善く第一義において義趣を解す」
善根
法然の料簡に云わく
「華厳の唯心法界、法相の唯識、三論の八不、真言の五相成身、天台の一念三千、皆『第一義を解す』の一句に摂め尽くす」
題号 | 執筆年月日 | 聖寿 | 対告衆 |
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(087)浄土九品の事 |