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五大の許御書
追って申す。
五大のもとへは三・四度もこれを申し候。他所においてこれを聞かしむ。はたまた、事に依り子細有るべきか。伯耆阿闍梨のことは、ただ我私なるようなるべし。たとい件の人見参すといえども、その義を存して候え。
□□□□等御尋ねあるべし。経は、あるいは先後し、あるいは落経にても候わず。
□□りげなくなに事もかくのこと□不沙汰あるか。
ものぐるわしきとは、これなり。法門もかしこきようにて候えばわるかるべし。
題号 | 執筆年月日 | 聖寿 | 対告衆 |
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(441)五大の許御書 |