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出雲尼御前御書
弘安元年(ʼ78)12月1日 57歳 出雲尼
をば逆縁とおぼしめすべし。道の間、いかんが候いけん。おぼつかなし、おぼつかなし。いそぎ御返事うけたまわって心の内をはれ候わばや。恐々謹言。
十二月一日 日蓮 花押
安州出雲尼御前
(113)
寂日房御書
弘安2年(ʼ79)9月16日 58歳
これまで御おとずれ、かたじけなく候。
夫れ、人身をうくることはまれなるなり。すでにまれなる人身をうけたり。また、あいがたきは仏
題号 | 執筆年月日 | 聖寿 | 対告衆 |
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(112)出雲尼御前御書 | 弘安元年(’78)12月1日 | 57歳 | 出雲尼 |
(113)寂日房御書 | 弘安2年(’79)9月16日 | 58歳 |