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『日蓮大聖人御書全集 新版』全文検索

後、火災なきと見えて候。
 これによって、滅後末代にいたるまで、この経文を書いて火災をやめ候。今、もってかくのごとくなるべく候。返す返す信じ給うべき経文なり。これは法華経の第三の巻の化城喩品に説かれて候。委しくはこの御房に申し含めて候。恐々謹言。
  八月十八日    日蓮 花押
 上野殿御返事