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『日蓮大聖人御書全集 新版』全文検索

             この天は初地
 十信・十住・十行・十回向・十地・等・妙
             あるいは義は十回向なり
 初地  三惑を断ず
 初住  三惑を断ず
      北辰
 梵 帝釈・日月 四天等
      衆星
             肉眼・天眼・慧眼・法眼・仏眼
 一切の四天下の衆生の眼目
             衣食 寿命
 有〈地〉にあらず、地を離るるが故に。空にあらず、地〈有〉を照らすが故に。辺にあらず、中に処するが故に。しかも空、空に処するが故に。しかも有、有を養うが故に。来らず、北に至るが故に。しかも来る、南より来るが故に。一ならず、四州を照らすが故に。異ならず、一日なるが故に。断ならず、常なるが故に。常ならず、一処に住せざるが故に。
 記の三に云わく「部は方等といえども、義は円極なるが故に。故に、今これを引く」