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陳 日本に伝教大師と生まる
また智者と云う
天台大師 また智顗
また徳安と云う
隋 この御時、南三北七ならびに前の五百余年の人師・三蔵の立つるところ、十師の義を破し、始めて五時・八教・三観・六即・十境・十乗を立つ
小釈迦と号す。進んでは天竺の論師にも超え、退いては震旦の人師に勝るるなり
玄義の三に云わく。故に、章安大師云わく「天竺の大論すら、なおその類いにあらず。震旦の人師、何ぞ労わしく語るに及ばん。これは誇耀にあらず。法相のしからしむるのみ」
また智証大師云わく「天台世に出でて、仏意快く暢ぶ。あに万教再び世間に演ぶるにあらずや」〈授決集なり〉
笈多と崛多の両三蔵、添品法華経を渡す
道綽・善導この世に在り
華厳宗
題号 | 執筆年月日 | 聖寿 | 対告衆 |
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(090)和漢王代記 |