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罪を作り、自ら定めてかくのごとき重事を犯すと知れども、心に初めより怖畏・慙愧無く、あえて発露せず、彼の正法において永く護惜建立の心無く、毀呰・軽賤して言に過咎多からば、かくのごとき等の人をばまた一闡提の道に趣向すと名づく。もしまた説いて仏・法・衆無しと言わば、かくのごとき等の人もまた一闡提の道に趣向すと名づく。ただかくのごとき一闡提の輩のみを除いてその余に施さば、一切讃歎せん』と」
下殺は螻・蟻・蚊・虻
一、殺生 中殺は凡夫人、乃至前三果の聖人
上品は地獄に堕つ 二、偸盗 上殺は阿羅漢・辟支仏・菩薩・父母等
中品は餓鬼に堕つ 三、邪婬
下品は畜生に堕つ 四、妄語
十悪 五、綺語
六、悪口
七、両舌
八、貪
九、瞋
十、癡
題号 | 執筆年月日 | 聖寿 | 対告衆 |
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(082)一代五時図 |