SOKAnetトップ

『日蓮大聖人御書全集 新版』全文検索

むがごとし」文〈仁王経の下〉。「大王よ。我滅度して後、未来世の中の四部の弟子、諸の小国の王・太子・王子乃ちこれ三宝を任持して護る者、転たさらに三宝を滅し破せんこと、師子身中の虫の自ら師子を食むがごとし。外道にはあらず。多く我が仏法を壊り、大罪過を得ん」云々。
 籤の十に云わく「始め住前より登住に至るこのかた、全くこれ円の義なり。第二住より次の第七住に至る文相次第して、また別の義に似たり。七住の中において、また一多相即自在を弁ず。次の行・向・地、またこれ次第・差別の義なり。また一々の位に皆普賢・行布の二門有り。故に知んぬ、兼ねて円門を用いるも別に摂むることを」。