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醍醐
五 だら尼蔵 大日の三部経
二教論に云わく、「しかのみならず、釈教東夏に漸み、微より著に至る。漢の明を始めとなし、周の天を後となす。その中間に翻伝するところ、皆これ顕教なり。玄宗・代宗の時、金智・広智の日、密教鬱として起こり、盛んに秘趣を談ず。新薬は日浅くして旧痾いまだ除かず。楞伽の法仏説法の文、智度の性身妙色の句のごときに至っては、胸憶を馳せて文を会し、自宗を駆って義を取る。惜しいかな、古賢醍醐を嘗めず」
日本
神代十二代 天神七代
地神五代
人代百王
第一 神武天皇
これを略す
第十四 仲哀 八幡大神の父なり
第十五 神功皇后 八幡大菩薩の母なり
第十六 応神天皇 今の八幡大菩薩なり
題号 | 執筆年月日 | 聖寿 | 対告衆 |
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(090)和漢王代記 |