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いかん。菩提の大直道を知らざるが故に、険逕を行くに、留難多きが故なり」
また云わく「大直道を行くに、留難無きが故なり」
八箇年 法華宗
法華経 天台宗 戒・定・慧
「世尊は法久しくして後、要ず当に真実を説きたもうべし」
「種々の道を示すといえども、それ実には仏乗のためなり」
「正直に方便を捨てて、ただ無上道を説くのみ」
「今この三界は、皆これ我が有なり。その中の衆生は、ことごとくこれ吾が子なり。しかるに今この処は、諸の患難多し。ただ我一人のみ、能く救護をなす。また教詔すといえども、信受せず」
「もし人信ぜずして、この経を毀謗せば、則ち一切世間の仏種を断ぜん○その人は命終して、阿鼻獄に入らん」
「はた、魔の仏と作って、我が心を悩乱するにあらずや」〈舎利弗の疑い、二の巻〉
「妙法華経○皆これ真実なり」〈多宝の証明の文〉
「法に依って人に依らざれ」
涅槃経六に出ず 「義に依って語に依らざれ」
題号 | 執筆年月日 | 聖寿 | 対告衆 |
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(082)一代五時図 |